長澤まさみ ブルーリボン賞で史上初の主演女優賞連覇!「宝くじに当たった気分」

 東京映画記者会(デイリースポーツなど在京スポーツ7紙で構成)が制定する「第63回ブルーリボン賞」が23日、決定した。主演女優賞は「コンフィデンスマンJP プリンセス編」と「マザー」で演技の多様性を見せつけた長澤まさみ(33)が連覇を果たした。恒例の授賞式はコロナ禍で中止となっている。

 史上初の主演女優賞連覇を達成した。「コンフィデンスマンJP ロマンス編」でのコメディエンヌぶりが評価された昨年に続き、今年は続編「-プリンセス編」とダークサイドを演じた「マザー」との振り幅の大きさが高く評価された。

 快挙にも「宝くじに当たったような気分」と実感はない様子だが、代表作の1つとなった「-JP」での経験が女優としての飛躍に還元されている。信用詐欺師・ダー子がさまざまな職業や性格の人物に変身する設定。ダー子を演じながら別の人物に成り代わる多重構造に「役の幅を身につけさせてくれた。1つ1つが糧になっている」とうなずいた。

 実在の殺人事件から着想を得た「マザー」では、子供を殺人犯へと導いてしまう狂気の母を怪演。「『こういう役は演じてないだろう』という役を提案してくれたことが私の中では1つの成長。新たな扉を開けたと思ってます」と着実に階段を上っている。

 ブルーリボン賞では前年の受賞者が司会を務めるのが恒例で、今年は長澤の番だったが中止に。連覇によって来年にスライドとなったが「プレッシャーになってたんですよねぇ」と苦笑いしつつ「(司会の相棒が)草なぎさんなら安心ですね」と安堵(あんど)した。

 今年は「-JP」の劇場版3作目「英雄編」(22年公開)の撮影が待機。「余裕はないですからね」と立ち止まることなく、前へ前へと駆けていく。

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