水道橋博士“美人が読書”ツイで家族からも非難「家庭に居場所…森さんと変わらない」
お笑い芸人の水道橋博士が25日、TBS系「グッとラック!」で、自身のツイートが女性蔑視と炎上していることに対し、謝罪し、改めて蔑視の意図はなかったと説明した。
水道橋博士はツイッターでJuice=Juiceの金澤朋子が読書好きであることに「美人であんな歌声をもっていれば読書などしなくてもいいのに」と投稿。すると「美人なら読書をしなくてもよいのか」「美人と読書は関係ない」など、女性蔑視と炎上した。
これに対して水道橋博士は「もしこのツイが誤解され彼女にご迷惑をおかけしていたらお詫びしますね」と謝罪ツイートを投稿したが、これが更に火に油を注ぐ形となってしまった。
水道橋博士は番組の取材に応じ「金澤さんに関しては才色兼備、歌って踊れてしかも魅力的でアクティブで、青春を充実させていて仕事自体もストイック。更に読書をしようとしている意欲も含めて称賛、エールしかない」と改めて説明。
ただ水道橋博士はお笑い芸人でもあることから、「笑いイコール差別もあるんで、そういう差別構造自体を見せるっていうのが落語もそう、漫才もそう」と主張し「そこを否定するのは言葉狩りみたいになる」とも語った。
その上で「社会の中や、場所を限定をしたお金を払った人に対する芸と、テレビは全然違うことだしSNSも違います。だからそこはちゃんと場所をわきまえないといけないと思う」と反省した。
また、家庭内でも妻や娘からは厳しい態度を取られていることも明かした。「うちの妻や子供はすごく本を読む。ってことは『私たちは不美人?』という言い方をされるんですよ。パパのツイートを見たらそういう風に取られるよと」と指摘されているといい、「家庭に居場所、(前東京五輪組織委員会会長の)森さんと変わらない」と嘆いた。
最後に「多くの女性の人、不快に思われてるって事は謝らなきゃいけないって思う」と謝罪。「差別的に思われるような発言になったかって事に関しては、顧みて気づきながらアップデートしていきたい」と語っていた。