伊集院光 東京五輪開催の条件が「一切入ってこない気持ちの悪さ」を心配
タレントの伊集院光が27日放送のテレビ朝日系「中居正広のニュースな会」に出演し、東京五輪・パラリンピックについて、開催の可否の明確な条件が示されない現状への違和感を打ち明けた。
司会のタレント・中居正広に「報道を見ていて、伊集院さんはどこ目線で見てます?」と聞かれた伊集院は「僕ね、もうね、賛成、反対以前にね、賛成反対のブレーキがついていないみたいな」と、現状について指摘。
「森(喜朗・東京五輪・パラリンピック組織委員会前)会長が、もうやらないかもっていうことも無しなんだみたいなことを言った時に、誰一人『おいおい』と言わないんですよ。それは政府とかが、いやいや、それは森さんはそういうお立場だけど、この条件とこの条件の時にはやる、この条件の時にはやらない、途中の中間条件ではこういうことになっているみたいなことが、一切入ってこない気持ちの悪さみたいなことが、僕は一番心配ですね」と、開催条件が明確に示されない現状への違和感を打ち明けた。
森氏は会長だった今月2日、自民党本部で開催された東京大会実施本部合同会議の役員幹部会で「私たちは必ずやると。やるかやらないかという議論ではなく、どうやってやるのかと」と述べている。