宝塚歌劇団 SNSの誹謗中傷に「法的措置」検討 発信者情報開示請求も
宝塚歌劇団は1日、SNSやインターネット上の出演者やスタッフに対する誹謗中傷などに、「しかるべき法的措置」を検討していることを明らかにした。
劇団では現在
(1)特定の出演者やスタッフを名指し、事実ではない情報をもとにした非難・攻撃
(2)特定の出演者やスタッフの技量、成果物などに、本人を傷付ける意図を持っての批評や個人的感想を超えた言葉で攻撃
(3)特定の出演者の人事情報について、事実であるかのような表現を使い、事実ではない情報を拡散
などを確認。これら特定の個人を攻撃するような行為によって、出演者やスタッフが万全な状態で、公演に邁進できない事態になりかねない状況を危惧している。今後はこれらの行為を確認した場合は「弁護士等と協議のうえ、しかるべき法的措置を検討させていただくとともに、発信者情報開示請求を実施するなどインターネット上の誹謗中傷等にも対応してまいります」とした。
ファンからは「ここまで劇団に言わせるなんて」「宝塚からの最後通牒」「よく対応してくれた」「早速、消えたアカウントがある」などの声が上がっていた。