木村祐一 北村一輝の寂しがりエピ明かす…「自分の撮影が終わっても帰らない」
俳優の坂口健太郎(29)、北村一輝(51)が2日、都内で映画「劇場版シグナル」(4月2日公開)の完成報告会に出席した。韓国の同名ドラマをリメークし、2018年4月期にフジテレビ系で放送された連続ドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」の劇場版。謎の無線機が、現在を生きる刑事の三枝(坂口)と、過去を生きる熱血刑事の大山(北村)をつなぎ、未解決事件を解決していくオリジナルストーリーとなっている。
映画化に坂口は「原作のクオリティーをどこまで表現できるのか、内容を深めていかないといけないという不安はありました」と撮影前の心境を明かした。見どころに「アクションが大きいキーワードになっている。一度、痛みを体感することで、痛みが伝わるように上乗せしていった」と、こだわりを語った。
共演者とドラマから2年ぶりの再会となった感想を求められた北村は「このシリーズは、ひとりぼっちで撮ってるんですよ。今回もひとりぼっちでした」と明かし、「みんな元気にやってんのかなと思いながら撮影してました」と苦笑した。共演者の木村祐一(58)からは「自分の撮影が終わっても帰らない。僕らの撮影に入り込んで、助監督の横で演出するんですよ。それが監督の意見と違うから、ややこしくてしゃーない」と北村の寂しがりエピソードを明かした。
映画の内容にちなみ、公開初日を迎えた自らへの約束に坂口は「まずは、宣伝お疲れ様でした。公開後は自然に映画が羽ばたいていくと思うので、優しい目で見てあげてください」と照れ気味に話した。
ほかに女優の吉瀬美智子(46)、俳優の池田鉄洋(50)が出席した。