「天国と地獄」セク原の捜査に伏線? 3年前は別犯人、新月でない、田口浩正生存説も

 女優・綾瀬はるか主演のTBSドラマ「天国と地獄~サイコな2人~」が、7日に第8話が放送され、急展開が続く謎の解明が佳境に入る。警視庁捜査一課の刑事・望月彩子(綾瀬)が、連続猟奇殺人の容疑者でベンチャー社長の日高陽斗(高橋一生)ともみ合った際に、入れ替わってしまった物語。序盤から日高以外に真犯人がいると目されネット考察が盛り上がる中、「セク原」こと河原三雄刑事(北村一輝)の独自捜査の映像を分析し、3年前(2018年)に発生した第1の事件に関して、不可解な点を指摘する考察が相次いでいる。

 法務省官僚が殺害され、口に六法全書が詰めこまれていた事件。2021年になって連続発生している事件と同一犯の可能性が高まっているが…。ネット上では捜査本部を外され、相棒と単独捜査する河原の書いたメモや、登場した銀行や不動産会社の書類が映った画面の分析が進められている。

 それらに記載されていた時系列は。

 ◆2016年10月…十和田元(田口浩正)の免許証で、「クウシュウゴウ」名義の銀行口座が作られる。警視庁から銀行への照会書類に記載。以降、月5000円程度のローン返済とみられる記述も。

 ◆2018年10月22日…「クウシュウゴウ」から顧客情報を密売した戸田一希(橋本真実)の口座に入金。戸田の銀行通帳に記載。

 ◆2018年11月下旬…十和田元が自殺した推定時期として、不動産業者の書類に記載。

 ◆2018年12月16日…法務官僚・一ノ瀬正造氏の殺害事件発生。河原の手書きメモに記載。

 ◆2019年2月ごろ。自殺した十和田が発見されたとされる。不動産業者の証言から、3か月後に発見と。その後に十和田宅にあった漫画「闇の清掃人」が、特殊清掃に入った東朔也とみられる人物が持ち帰る。

 時系列では第1の事件は、十和田が自殺して発見されるまでの間に発生し、事件と同じ手口の犯行が描かれている漫画は十和田宅にねむっていたことになる。

 これらを踏まえ、ネット考察では、3年前の事件に関して「一ノ瀬殺しは別の犯人」「十和田は生きているのでは」と、その時点で漫画の内容を知っていた人物の犯行で、少なくとも日高の双子の兄とされる東朔也は無関係ではないかとの指摘が挙がっている。

 さらに2021年の事件は「1月13日」「2月12日」で、実際に月齢で「新月」の日に発生した設定となっている。これに従うと、3年前事件の2018年12月16日は「新月」ではなく「上弦の月」にあたる。

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