文化庁長官に作曲家の都倉俊一氏 「個人授業」「UFO」など大ヒット

 政府は5日の閣議で、文化庁の宮田亮平長官(75)が退任し、後任に作曲家の都倉俊一氏(72)を充てる4月1日付の人事を決めた。任期は2023年3月末まで。

 都倉氏は1969年にデビューし、山口百恵「ひと夏の経験」、フィンガー5「個人授業」、などヒット曲多数。作詞家・阿久悠氏とのコンビで76年から売り出したピンク・レディーは「ペッパー警部」、「UFO」などの大ヒットを連発、社会現象となった。

 80年代以降は米英を拠点にミュージカルを制作。2018年、文化功労者に選ばれた。昨年は新型コロナウイルスに打ち勝つ思いを込めた歌を作り、子供たちが歌唱する動画を配信した。

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