フリーアナウンサーの大橋未歩が７日放送の、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演し、選択制夫婦別姓について「私はいち早く導入してほしい。離婚した時、本当に大変だったので」と持論を述べた。

　「離婚した精神的な悲しさプラス、その手間でほんとに涙出ます」と離婚後の書類変更の煩雑さを振り返った。さらに「私は芸名みたいな形で『大橋』でやらせてもらってますけど、一般の総合職の女性の方とか変えなきゃいけなくて、手間で大変。そもそも姓を変えたくらいで家族の一体感がなくなるっていうのに直結するのは安易だなと思います」と語った。

　離婚を振り返り「手続きがすごく煩雑と実感したんですが、これを皆さん強いられてるんだなと実感した」と肩をすくめた大橋アナ。「正直、仕事が全然なかったら、変えてたと思います。ちょっと心機一転みたいな。全然違うアナウンサーで、さも『いま出てきました』みたいな感じで。新しい感じ、鮮度って感じ」と売れっ子アナゆえの悩みも吐露した。さらに女性が結婚後の新姓には愛着がないという話題に「夫婦が上手くいっているときはありますよ」と述べた。

　大橋アナは元ヤクルトの城石憲之氏（現日本ハム２軍内野守備コーチ）と０７年１月に結婚。しかしお互い多忙な身から、１６年１月に離婚と、テレビ東京社員との再婚を発表していた。