アインシュタイン河井 実家は掃除用具入れ バイトで弟の大学費用を工面
お笑いコンビ、アインシュタインの河井ゆずるが7日に放送された読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」に出演し、2歳年下の弟の大学の学費を払っていたことを明かした。
実家は雑居ビルの屋上の小屋だった河井。「母子家庭でもの凄い貧しくて」と、18歳のときにそれまで住んでいたアパートの家賃が払えなくなり、大阪・心斎橋の飲み屋街の雑居ビル屋上にあった、掃除道具が入っていたプレハブに母と弟の親子3人で住むことに。「弟はそこから高校に通ってました」と懐かしんだ。
美文字としても知られるが、それも「貧乏で(遊ぶものがなくて)広告の裏にずっと字を書いていたから」とYouTubeで明かしたこともあるほど、貧乏暮らしだった。
すると落語家でタレントの月亭方正が「偉いんですよ、彼。弟のために働いて、学費払ってるんですよ」と河井が弟の学費を用立てたことを明かした。照れた笑顔を浮かべた河井は「僕が20歳のとき弟が18歳で。大学に行きたいというのでちょっとお金を」と説明した。
弟が大学進学を希望したとき、母親が「お金ないから、働いて」と言ったところ、弟が悔しすぎてパニックになり、痙攣してバタンと倒れたという。「夢をお金ないからと一蹴されて、倒れてブワブワブワと白い泡を吹いたんです。うちの母親脳天気なんで『うわ、カニみたい』って言うたんですよ」と壮絶な過去を明るく語った。
現在も仲の良い河井兄弟。インスタグラムで弟が経営する飲食店の前でのツーショット写真もアップしている。