吉本興業が７日、新型コロナウイルス感染拡大防止のメッセージを伝えるため、劇場・主催公演の一部で、観客へのオリジナルマスク配布を開始した。不織布にオレンジ色の吉本ロゴマークを配した、ユニークなデザイン。５万枚を作成し、なくなり次第終了する。

　７日は、大阪「なんばグランド花月」と東京「ルミネｔｈｅよしもと」で芸人らがＰＲ。大阪で舞台に上がった、アインシュタインの稲田直樹（３６）は「こんな僕みたいな大きなアゴでも装着できますし、（相方の）河井さんみたいな小さなアゴの人でも装着できます。人間なら誰でも装着できるマスクになっておりま～す」と笑いを取った。

　東京では、ミキ・昴生（３４）が「スタッフから（マスク配布を）『広めてこい』って言われたんですけど、『なんで僕らなんですか？』って聞いたら『お前が一番飛沫を飛ばすから』って…」と笑わせた。