元class・岡崎公聡が新曲配信発売 亡き盟友へのメッセージソング

「両手一杯の桜」をシングルカットするKOSO 
class時代のKOSO(右)と津久井克行さん 
2枚

 1993年に「夏の日の1993」がヒットした男性デュオ「class」のメンバーだった岡崎公聡(60)が、KOSO名義でシングル「両手一杯の桜」を12日に配信発売することが8日、分かった。classが2009年に発売したシングル「桜」の歌詞を一部使用し、アンサーソングの意味を込めた。

 「桜」は、メンバーだった津久井克行さんが同年に49歳で胆管がんのため死去する直前に製作された。KOSOは「2月に主治医から『桜は見られないと思います』と告げられた津久井が『音楽がやりたい』と願い、できた曲」と振り返る。

 十三回忌で自身も還暦を迎えたタイミングで音楽活動を再開させる中で、同曲に再び光を当てることを発案。2月に発売したアルバム「KOSO」に収録し、桜の季節を前にシングルカットする。

 「個人的な曲なんです。天国の津久井と、津久井の奥さんや娘さんに届いてほしい。俺も元気だよと伝えたい」と思いを語ったKOSOは、曲調をあえて明るくした理由を「どんよりした気持ちを晴らすために」と説明。レコーディングを「頭の隅に津久井がよみがえったようだった」と振り返った。

 今後はソロ歌手として活動を継続する。

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