「シン・エヴァンゲリオン」初日8億突破のロケットスタート

 8日に公開した映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が、公開初日の興行収入が8億277万円という好発進を切ったことが9日、分かった。配給の東映が発表した。

 観客動員は50万人を突破。月曜公開にもかかわらず、土曜公開だったシリーズ前作の「:Q」(2012年)と興収比123・8%、動員比121・7%という。「:Q」は最終興収は53億円だっただけに、大ヒットの期待が高まりそうだ。

 同作は、人気アニメの劇場版第4弾。当初は昨年6月27日に公開予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大や緊急事態宣言で延期に。新たに今年1月23日に公開日が決定したが、2度目の緊急事態宣言で再延期された。

 待ちわびた公開だけに、ファンの熱も高く、初日のチケットは争奪戦となったことがネットで話題となった。シンガー・ソングライター宇多田ヒカルがうたうテーマソング「One Last Kiss」がこの日、配信開始された。

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