加藤浩次「僕は続けたかった…」 無念にじませ吉本との契約終了を説明
極楽とんぼの加藤浩次(51)が10日、MCを務める日本テレビ系「スッキリ」で吉本興業とのエージェント契約が3月31日で終了することになった経緯を自ら説明。「僕は続けたかった部分はあったんですけど」と無念の思いを見せながらも、今後は新たに自身の会社を設立すると前向きに語った。
加藤が番組序盤に「ちょっと個人的な時間取らしてもらってもよろしいですか。何か全国ネットでこんな時間取らせてもらって個人的な話…。あの、吉本のエージェント契約延長しないってことになりまして。ちょっと話をさせてもらっていいですか」と切り出すと、ハリセンボンの近藤春菜が「もちろん、もちろん。あのー、話して下さい」と勧めた。
加藤は「僕自身はね、2年ぐらい前に騒動があって、僕もああいう発言したんで吉本興業とエージェント契約を続けようとは思ってたんですよ。3月が更新の時期だったんで。吉本興業さんの方から契約を延長しないっていうふうに言われて、契約書に双方が延長しないっていうことが言えるってなったから契約違反でもなんでもなくて、そう言われたと」と冷静に説明。
続けて「僕自身が発案したエージェント契約だったから、僕は続けたかった部分はあったんですけど、会社の方から延長しないって言われたら僕がノーというわけにもいかないんで、そこは。それはもうお互い納得の上で契約がなくなるってことになっちゃったっていう。ちょっと僕もびっくりしてるというか…。そっかと、そうかーみたいな。そうなったかー!みたいなとこがあるんですよ」と、思ってもみない契約終了だったことを明かした。
ただ、もう気持ちは前向きになっているようで「そこで僕自身もいろいろ考えて、ここから新たにやってこうと思うと。これから会社も作って自分でやっていこうと思ってるんで」とコメント。
スタジオからは拍手が起こり、水卜麻美アナウンサーが「何か拍手が」。春菜も「何だか拍手が沸き起こって」と笑うと、加藤は「3人そろって新しい門出ということで」。水卜アナが「そういうことになりますね、心機一転。春ですから」と力づけるように呼びかけた。
加藤はすがすがしい表情で「スッキリは続くんで。4月からも日テレさんに続けさせてもらえるということなんで。そこでは本当に真面目な話、正直にウソなく番組を続けたいと思いますんで。これからもスッキリをかわいがって下さい。そういう報告でした」と3分間の説明と決意表明を終えた。
加藤は19年7月、闇営業問題で吉本経営陣が辞めなければ自分が辞めると発言し騒動に。同8月に吉本側が、加藤の提案するエージェント制度導入を決定し、同10月1日付で吉本と「専属エージェント契約」を締結した。
前日9日に吉本興業が加藤とのエージェント契約を契約期間満了のため3月31日付で終了することを公式HPで発表していた。