土屋太鳳 当然であるはずのことが、ずっと続くとは限らない…10年前に痛感
女優の土屋太鳳が10日に更新したインスタグラムで、東日本大震災発生からの日々を振り返り、「当然であるはずのことが、ずっと続くとは限らない」と胸中を投稿した。
土屋は「当然であるはずのことが、ずっと続くとは限らない。私自身が最初にそのことを痛感したのは10年前の明日、3月11日です」と記した。「その時に私は撮影現場にいました。そして今も撮影現場にいます」と仕事の日々であるとし、「この10年間に何回か、エンターテインメントには何が出来るのかと自問自答した機会がありました」とずっと考え続けたことを投稿。「それは辛い自問自答でもあったけれど、いろいろな場所でたくさんの人が踏ん張っていることを知る機会でもありました」と記した。
土屋は「東京にいる私でもこの10年を思うとこんなに胸が詰まるのだから もっと言葉にするのが難しい感情を抱えながら歩んできた方々がたくさんいらっしゃると思います。エンターテインメントという世界を通してその心に少しでも寄り添えたり何かを受け取ることが出来たらと思います」と被災者への思いをつづった。
さらに土屋は「映画『#哀愁しんでれら』では日常が日常ではなくなる時間を描きました。災害のそれとは全く違うけれど、心の動きを描くという点で いろいろな人の心に届いたら、と思います」と願った。