手越祐也 「風化は絶対にあってはならない」…「福魂祭2021」に
タレントの手越祐也(33)が11日、福島県郡山市内で、「福魂祭2021」に登場した。震災翌年から、コロナ禍で中止となった昨年をのぞいて、毎年3・11に数千人規模の会場で開催されてきたイベントだが、今年は無観客配信に変更。10年で区切りをつけて最後とし、今後は新プロジェクト「プラットふくしま」を始動させ、被災地の現状を発信していく。手越も参加することになり、「風化は絶対にあってはならない言葉。福島の方々と心と心の絆を持って、復興の背中を押せる活動をしていけたら」と意欲を示した。
昨年6月のジャニーズ事務所を退所後に進めてきた、農業を応援して地方活性化につなげる計画「手越村」の一環。福島ではTOKIOが番組企画「DASH村」に取り組んできたが、「体を張って見てる人の興味をひいて、エンタメとして農業を世に出した最高の例。笑いあり涙ありで、泥だらけになって打ち込んでいた先輩の姿勢を参考にしたい」と“開拓者”としてリスペクトした。
福島を訪れたのは、「記憶が抜けてるかもしれませんが、全国ツアーのライブもやったことなくて、おそらく初めて」だという。小学生を対象にした農業体験や農家の販売ルート確保などを実現させていくといい、「金髪でチャラチャラしてるイメージがありますが、心の底から福島の文化を発信したいので、頑張っていきます」とギャップをアピールしていた。