AKB48 復興支援ソング「風は吹いている」など熱唱…横山由依「歌の力感じた」

 アイドルグループ・AKB48が11日、東日本大震災復興支援特別公演を行った。110人のファンを前に、復興支援ソング「風は吹いている」や代表曲「ヘビーローテション」など15曲を披露。約1時間のステージで、復興への思いを込めた。

 公演に先立って行われた動画生配信には、AKBグループ187人が参加。地方グループはオンラインで参加し、午後2時46分に全員が黙とう。発生当時からメンバーを続ける峯岸みなみ(28)は「時を重ねると(記憶が)少しずつぼんやりするのがもどかしい」とし「こういう期間があるのはありがたい」とうなずいた。

 AKB48グループは震災発生直後に「誰かのためにプロジェクト」を発足。11年5月には当時の中心メンバーの大島優子らが岩手県山田町と大槌街へ赴き、後へと続く被災地訪問がスタート。新型コロナウイルスの影響で昨年は足を運べなかったが、この10年間で計76回、延べ712人が被災地を訪れている。

 峯岸同様に震災当初からグループでの活動を続ける横山由依(28)は被災地ライブでの思い出を吐露。「歌っている途中におばあちゃんと目が合って」と切り出し「そのおばあちゃんが涙を流しているのを見た時に、歌詞を通じて心がつながる合える初めての瞬間で、歌の力を感じた」としみじみと話していた。

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