“ネトフリ”で話題の女優・吉田美月喜 目ヂカラ武器に「芯のある女優さんに」
昨年12月に配信開始したネットフリックスのドラマ「今際の国のアリス」が、全世界ランキング5位の視聴数を記録するなど話題を呼んでいる。山崎賢人ら豪華キャストの中、終盤のキーパーソンに抜てきされたのが女優の吉田美月喜(18)。命がけのゲームに放り込まれた人々が運命にあらがう姿を描く作品で、謎の女子高生アサヒ役を演じた。
ドラマは190カ国で配信され、自身のインスタグラムには英語に中国語、インドネシア語と、世界中からメッセージが殺到。「色んな国の方に見ていただけているのがうれしい」とはにかむ。
中3の秋にスカウトされ、テレビ禁止で練習に打ち込んできたスポーツ少女が、最初のオーディションで花王「リセッシュ」のCM出演を決めた。
武器は目ヂカラ。1月に始まった森永製菓「inゼリー」の受験生応援CMに異例のマスク姿で出演しており、「『目ヂカラがあるね』と言っていただけて、強みなのかな、と思いました。いい女優さんは皆さん芯がある。今はまだフニャフニャなので、芯のある女優さんになりたい」と燃えている。
◆吉田美月喜(よしだ・みづき)2003年3月10日生まれ、東京都出身。16年に東京・表参道駅の改札でスカウトされ、現事務所に所属。清野菜名と横浜流星がW主演した20年のドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」の天才囲碁少女・楓役で注目を集める。主な出演作は映画「たぶん」、「鬼ガール!!」。