さんま「死ぬ前の悔いが1つ減った」 40年越しの「ごめんね」にホッ
タレントの明石家さんまが13日、MBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演し、共演者の言葉に「死ぬ前の悔いが1つ減った」と胸をなで下ろした。
極楽とんぼの加藤浩次が吉本興業とのエージェント契約を終了したという話題。さんまは「おれたちの世代では『会社を辞める』が『ホサれる』とイコールだった」と時代の違いを力説。30歳の時に一度、吉本に辞意を伝えたが「看板として」残るよう説得されたことも明かし、加藤については「うらやましいっちゃあうらやましい」と正直な感想を漏らした。
さらに、自身でプロデューサーなどと話を付けてしまうため、吉本が取ってきた仕事を当てがわれた経験がないと告白。その上で「劇場があったり、先輩のバーターがあったり、チャンスはやたら多いんですよ」と解説した。
ここで共演の村上ショージが「ごめんね。チャンスいっぱいくれたのに。もう一つ、期待に添えなくて」と思わず謝罪。さんまは「その言葉、もっと早く聞きたかった」と返し、笑わせた。
ショージが「言いにくかってん、おれも。タイミングが…40年かかった」と重ねると、さんまは爆笑。「これで死ぬ前の悔いが1つ減った。ええ時に言うてくれた」と安心したような声を出した。
同い年で、若手時代から知っているショージについては「監督として『代打、ショージ』っていうのはかなり送り込んだんですよ」と手厚く扱ってきたことも告白。しかし、送り込んだ番組が次々と終わり、若手時代からショージにネガティブなイメージが定着してしまう不運もあったとフォローした。