嵐 史上初V7 日本ゴールドディスク大賞「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」
レコード産業の発展に大きく貢献したアーティストおよび作品を顕彰する「第35回日本ゴールドディスク大賞」が14日、発表され、1年間で最も活躍したアーティストに贈られる「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」の邦楽部門を、昨年いっぱいで活動を休止した嵐が受賞した。嵐は2年連続7度目の受賞で、V7は史上初となる。
アーティスト・オブ・ザ・イヤーは対象期間中のCD、音楽ビデオ、音楽配信などの正味売上金額およびストリーミング小売換算相当金額の合計が最も多いアーティストに対して贈られる。
嵐は昨年1年間でアルバム101万2456枚、シングル126万2395枚、音楽ビデオ107万7978枚の売上を記録。
アルバム「This is 嵐」が「ベスト5アルバム(邦楽)」、シングル「カイト」が「ベスト5シングル」、映像作品「ARASHI Anniversary Tour 5×20」が「ミュージック・ビデオ・オブ・ザ・イヤー」(邦楽)と「ベスト3ミュージック・ビデオ」を受賞し5冠と、国民的アイドルであることを数字でも証明した。
洋楽部門は英ロックバンド「クイーン」が3年連続4度目の受賞で、3年連続はセリーヌ・ディオン以来2組目。ブライアン・メイ(73)は「ドウモ・アリガトウ!ジャパン・ロックス!」、ロジャー・テイラー(71)は「日本との長く親密な関係がいまだに強力で継続していることを誇りに思います」とコメントした。アジア部門は韓国出身の世界的人気グループ「BTS」で、3年連続3度目の受賞となった。
また、再生回数上位に授与されるストリーミング賞を新設。「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ストリーミング」をOfficial髭男dism「I LOVE…」(邦楽)、ザ・チェインスモーカーズ「Closer(Tokyo Remix)(feat.新田真剣佑)」(洋楽)、BTS「Dynamite」(アジア)が受賞した。