脳みそ夫、アイヌ民族への不適切表現を謝罪 太田光代社長も「重大な問題」と認識
お笑い芸人の脳みそ夫が14日、ツイッターを更新し、12日に放送された日本テレビ系「スッキリ」で、アイヌ民族を傷つけるような表現をしてしまったことを謝罪した。脳みそ夫は、アイヌ民族のドキュメンタリー作品を紹介する際に、差別的ともとられる謎かけを披露していた。
脳みそ夫はツイッターで直筆の謝罪文を添付。「ドキュメンタリー作品の出演者ならびにアイヌ民族の全ての皆様にお詫び申し上げます」と謝罪。「今回の件でぼくの勉強不足を痛感しました」と記し「知らなかったとはいえ、長い年月にわたり、アイヌの皆様が苦しまれていた表現をすることになってしまいました。大変申しわけございませんでした」とつづった。
所属事務所社長の知り合いであるアイヌ民族の研究家に力を借りドキュメンタリー作品の出演者に会える機会をもうけてもらったといい「誠心誠意謝罪の気持ちを伝えて参ります」と約束。そしてこれを機に「許されるなら、アイヌの皆さんの歴史や伝統、文化を勉強していきたい」とつづっている。
これを受け、所属事務所の社長でもある太田光代氏もツイッターを更新。「私及び弊社としましても重大な問題であると考えております」とつぶやき「真摯に受け止め、関係者の皆様に誠心誠意対応させていただく所存です」と投稿した。