伊集院静氏、くも膜下出血も誕生日に意識戻る 妻がケーキ持参も「つまんねえことすんな」
作家の伊集院静氏が16日深夜にフジテレビ系で放送された「石橋、薪を焚べる」に出演。20年1月にくも膜下出血で入院治療した際の話を披露。後遺症が残らなかったことに「運が良かった」と振り返った。
石橋と伊集院氏はプライベートでも親交が深く、石橋は「倒れられた時はみんな『ええ?』って。誕生日直前で70歳だから今年も豪快に誕生日会ですねって言っていたら新聞に出ていて…」と、相当驚いたと伝えた。
当時、伊集院氏の妻の篠ひろ子が「予断を許さない状況」などと、危険な状態であることをコメントで発表していたが、伊集院氏は「難しい状態だった」と認めた。
そして「ようやく起きた時に誕生日だった」とコメント。手術は1月22日、伊集院氏の誕生日は2月9日だったことから18日間も意識がなかったことになる。
「誕生日を祝ってもらうのが嫌いでね。娘と家内がケーキをハッピーバースデーと。その時に目を覚ました」と言い「2人に『つまんないことすんじゃねえ』と言った。これで娘はもうすぐ意識がもどるだろうと思ったって。変な親子だろ?」と笑った。
3月12日に退院を発表し、その後はみるみる回復したようで、石橋貴明は、その後一緒に食事をしたときのことを振り返り「後遺症があると思ってたら平気で豚キムチ食って…」と驚いたという。これに伊集院氏は「運が良かったんだね」と話していた。