東ちづる 五輪巡る侮蔑問題「これまでもたくさん」…五輪公式P総指揮の立場
女優の東ちづる(60)が18日、都内で会見を行った。東京五輪・パラリンピック大会公式文化プログラム「まぜこぜアイランドツアー」で総指揮を担当する東が、五輪開会式の侮蔑提案問題について言及した。
五輪開閉会式責任者である佐々木宏氏が、女性タレントの容姿を侮辱する演出を提案していた今回の騒動。東は「ああいった発言はこれまでもたくさんあった。それがこんなに話題になるということは社会がアップデートしているんだと思っています」と話した。
問題発言について「(以前は)それが許されるような社会だった」と指摘。「私も昔は笑っていた側だった。気持ちは傷ついても笑わないと円満に進まないっていうような風に思い込んでいた。本当に悪かったなと反省しています」と頭を下げた。
国会でも取り上げるほど波紋が広がった今回の騒動。東は五輪に関わる一人として「こんなに熱を持って怒る人がいるという事はすごく良いこと。ぜひ言ってしまった人を総攻撃するのではなくて、なぜその発言をしてしまったのかを社会のみんなで考えられればいいなと思います」と訴えていた。