東ちづる 五輪開閉会式の騒動「みんなで考えられれば」
女優の東ちづる(60)が18日、東京・渋谷区文化総合センター大和田で、舞台「月夜のからくりハウス」(22日)の稽古前に記者会見を開き、先月3日に胃がんで手術を受けていたことを公表した。
東京五輪・パラリンピック公式文化プログラム「MAZEKOZEアイランドツアー」の制作体制トップを務めていることから騒動にも言及。五輪開閉会式責任者の佐々木宏氏(66)が、タレントの渡辺直美(33)の容姿を侮辱するような演出を提案したことが発覚、辞任した騒動について、東は「ああいった発言はこれまでもたくさんあった。こんなに話題になるということは社会がアップデートしているんだと思っています」と指摘。「(以前は)それが許されるような社会だった。私も昔は笑っていた側」と振り返り、「言ってしまった人を総攻撃するのではなくて、なぜその発言をしてしまったのかをみんなで考えられればいい」と訴えた。