東ちづる 胃がん手術も2週間でスピード復帰「元気にバリバリ仕事しております」
女優の東ちづる(60)が18日、東京・渋谷区文化総合センター大和田で、舞台「月夜のからくりハウス」(22日)の稽古前に記者会見を開き、先月3日に胃がんで手術を受けていたことを公表した。手術からわずか2週間でスピード復帰した東は20分間の会見中、終始笑顔で“完全体”をアピール。早期発見で転移は見つかっていないといい、今後は定期検診を受けながら、これまでと変わらず仕事を続けていく。
東は「どうやら胃がんという感じだったんです。内視鏡で取りまして、元気にバリバリ仕事しております。本当にラッキーでした」と、あっけらかんと言葉を紡いだ。
昨年11月末に胃痛などの症状を訴え、病院で胃潰瘍からの出血と診断された。入院の精密検査で同12月初旬に早期の胃がんを発見。今年2月2日に入院し、同3日に内視鏡的粘膜下層剥離術の手術を受け、同13日に退院。同16日からリモートで仕事復帰した。
がん発見時は本舞台のほか、制作体制トップを務める東京五輪・パラリンピック公式文化プログラム「MAZEKOZEアイランドツアー」をオファーされた多忙な時期。宣告にショックはなかったといい、「もしかしたら広がったかも。この段階で見つけてくれて感謝しかない」と医師へ頭を下げた。
がん家系でないため「過信していた」という東は「何があるか分からないのでエンディングノートを書いている」と告白。毎日ワイン1本を空けるのが当たり前だったが、健康のために大好きなお酒を封印した。記憶力や睡眠の質向上など生活改善につながったといい、「病気が分かる以前よりも今の方が健康です!!」と、完全復活をアピールした。