ドン小西 かまいたち山内にダメ出し「よく売れっ子が陥るパターン」

 ファッションデザイナーでタレントのドン小西(70)が19日、フジテレビ系「とくダネ!」に生出演。番組のファイナル企画第5弾として、「おしゃれ泥棒」が18年ぶりに復活し、かまいたちの山内健司(40)の私服を斬り捨てた。

 ストリートファッションの山内は、黒いキャップにリュック、パーカ、Tシャツに黒いパンツ、左右でデザインの違うスニーカーと、すべてをハイブランドで固めてカメラの前に。

 「ナイキ」のスニーカーについては「食をテーマにした『食』って書いてあるんですけど、プレミアついてますね。基本僕、プレミアのついたスニーカーしか買わないんで、定価は1万3000円ぐらいだと思うんですけど、もう今7万とか8万になってるスニーカーですね」。「GUCCI」と「THE NORTH FACE」がコラボしたリュックについても「20何万、定価で買ったんですけど、多分プレミアついてもうちょっと高くなってますね」と得意げに解説した。

 相方の濱家隆一(37)はオーバーサイズの茶系のセットアップ。こだわったのは「GUCCI」の眼鏡とインパクトのあるバッグだという。

 「GUCCIが好きで、GUCCIって書いているGUCCIばっかり着てたんですよ。僕が普段着てるGUCCIのパーカのトレーナー着て行ったら、次の日にそのトレーナーがアマゾンで30%オフで売られてたんですよ。それにちょっとショック受けて、もうあんまり着んとこかなっていう…」と悲しい過去を明かしながらも「せめて山内よりは…」と意気込んだ。

 横の山内も「ハイブランドで固めるんじゃなく、ハイブランドに見せないように使ってる。そこがポイント高いんちゃうかな」と自信満々だった。

 だが、スタジオのドン小西は辛口。特に山内には「よく売れっ子が陥るパターン。要は自分がよくわかんなくなっちゃう、忙しくて。自分に自信がなくなって不安になってくるわけ。そうすると、ここでブランド品だって金でファッションを買うようになる。彼なんかは芸人としてすごいんですから、もう自分がブランドなんですよ。こういうふうにして、どこのブランドなんて言ってると、もうめめしくってダメ。自分でどんどんアレンジをして、いろいろなことに挑戦していくっていうのが大事」とバッサリ。

 濱家にも「この人はグッチ、グッチってさっきからうるさいんだよね。身長があるから洋服が似合う。洋服は似合うけど、スタイルがいいからグッチじゃなくてもいいから…。彼も自分がブランド。もうちょっと自分の工夫でファッションを楽しんだ方がいいんじゃないかな」と、ともにオリジナリティーを出すよう促した。

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