アンガ田中が大慌て 土田晃之の「20年後は細い人がカニをやるとかダメなこと」発言に
お笑いコンビ、アンガールズの田中卓志が19日、フジテレビ系「バイキングMORE」にリモート出演。東京五輪・パラリンピック式典演出責任者のクリエーティブディレクター・佐々木宏氏が五輪開会式で女性タレントの渡辺直美さんをブタに例える侮辱的な演出を提案していたことが週刊誌に報じられ、18日に辞任した問題から、自身のネタが減ることを心配した。
MCの俳優・坂上忍が「オリンピックとバラエティー番組を一緒にすることはできないが」と断った上で、バラエティー番組の企画会議で、自身らタレントをどう使うかを話し合う中では「まあ、こんなこと言われててもおかしくないだろうなあっていう気はどこかでしてる」と話すと、お笑いタレントの土田晃之が即座に「そりゃあそうですよ。バラエティーのスタッフが集まってる企画会議だったら、こんなもんで済まないと思いますよ」と同意した。
続けて「でも、時代がちょっと変わってきてるっていうのもある。昭和なら許されることも、令和では許されないことがたくさんあるから。20年、30年後は、ひょっとしたらこういうこと全てがもうダメなのかもしれない。だから太ってる容姿イコール、ブタに例えるみたいな。細いガリガリの人がカニをやるとか、そんなのホントダメなことだと思います」とお笑いの今後を見据えると、リモートの田中が大慌て。「いや、ちょっと待って!ネタが1個減るじゃないですか」と叫んだ。
そして「もちろんオリンピックの場所でそういう表現するのは、もう全く論外。知らない人がそういう例えされたら容姿を侮辱してるんじゃないかと捉えられるが、日本のバラエティーにおいては、ずーっと出てる人が自分の表現の一つとしてこういうことを日々繰り返してやってる。MCの人も、その人が許容してるのがわかってて振ったり。このキャッチボールで成り立ってるものまで影響してくる流れになりそうな雰囲気がある。それだけは勘弁してほしいなっていうのがある」と、大まじめに訴えた。