クイーン オリジナルアルバムのリミテッド・エディションが10年ぶり再発
英国出身の世界的なロックバンド「クイーン」の結成50周年にあたる今年、長らく廃盤状態だったオリジナルアルバム全15タイトルの「リミテッド・エディション」が日本限定で5月19日に再発されることが19日、発表された。
クイーンは1971年にジョン・ディーコン(ベース)が加入し、フレディ・マーキュリー(ボーカル)、ブライアン・メイ(ギター)、ロジャー・テイラー(ドラムス)、ジョンというラインアップが完成。2011年にクイーン結成40周年を記念してリミテッド・エディションが発売された。
リミテッド・エディションは、オリジナルアルバム全15タイトルを、グラミー賞を受賞したマスタリング・エンジニアの巨匠ボブ・ラドウィックがリマスタリングし、貴重音源を収録したボーナス・ディスクを追加したCD2枚組で発売したもの。日本のファンとクイーンの”ゴールデン・ジュビリー”(50周年記念)を祝うスペシャル・リリースとして、日本限定再発が決定した。
クイーンは15日に発表された第35回日本ゴールドディスク大賞で、3年連続4度目の「アーティスト・オブ・ザ・イヤー(洋楽)」を受賞。73年のデビュー時にさかのぼる日本とクイーンの特別な関係は、50年を経ても揺るがないことを示した。
15タイトルは次の通り。
「戦慄の王女」(73年)
「クイーン2」(74年)
「シアー・ハート・アタック」(同)
「オペラ座の夜」(75年)
「華麗なるレース」(76年)
「世界に捧ぐ」(77年)
「ジャズ」(78年)
「ザ・ゲーム」(80年)
「フラッシュ・ゴードン」(同)
「ホット・スペース」(82年)
「ザ・ワークス」(84年)
「カインド・オブ・マジック」(86年)
「ザ・ミラクル」(89年)
「イニュエンドゥ」(91年)
「メイド・イン・ヘヴン」(95年)
また、リミテッド・エディション全15タイトルと対象カタログ作品を1タイトル購入毎に、先着購入者特典として、特製トレーディングカード(50種)がランダムで1枚プレゼントされる。