霜降り・せいや「テセウスの船」撮影での孤独を告白 粗品にも言えず…
お笑いコンビ・霜降り明星のせいやが19日、TBS系で放送された「金スマ 第1回芸人アカデミー賞」に出演し、同局系ドラマ「テセウスの船」収録での苦悩を明かした。
この日、日本テレビで「日本アカデミー賞」授賞式が放送されていたことを受けて、裏のTBSで同時間帯にパロディー的に放送された同番組。俳優としても活躍する芸人たちが出演した。
せいやは「テセウスの船」で殺人事件の真犯人・田中正志という重要な役を演じた。正志が犯人であることは物語のキモだったため、共演者にも極秘にされていたという。せいや自身は最初から正志が犯人であるということを分かっていたが「『主演の竹内涼真さんも知らんかも』みたいに言われてて、ホンマに相方(の粗品)にも誰にも言えなかったんです」と長期間苦悩が続いたことをしみじみと語った。
同作では、子役の番家天嵩(ばんか・てんた)演じる佐野慎吾が成長した姿としてハライチの澤部佑もラストシーンに登場する。せいやはこのキャスティングについて、監督が悩んでいたことも暴露した。候補となっていたのは澤部とコロコロチキチキペッパーズのナダルだったが、せいやは「ナダルはあかん!」と猛反対したという。奇人ぶりが知られるナダルだけに共演者たちも「ダメダメ」とNGを出し、澤部に落ち着いたという。