今田耕司 加藤浩次退社は「吉本のボタン掛け違ったまま進んだ気が…」
お笑いタレント・今田耕司が20日、「特盛!よしもと 今田・八光のおしゃべりジャングル」に出演。吉本の後輩、極楽とんぼの加藤浩次が吉本興業を3月いっぱいで退社することについて、「吉本のボタンが掛け違ったまま進んだような気がすんねん」と吉本の体質が大きく変わってきたことを感じたと明かした。
吉本興業は9日、加藤とのエージェント契約を3月31日付けで終了することを発表した。
今田は、退社発表以前に加藤から直接電話をもらったことを明かし、「加藤浩次ってあのままのまっすぐな裏のない人間。寂しいよなー、寂しい。やっぱ(吉本に)いてほしい人間やから。なんか親分肌いうの?南海(キャンディーズ)の山里とか慕ってるので。いてほしかったけど、うーん…」と吉本に残留してほしかった思いを告白。
「(加藤は)ちゃんとお金納めてるから、お金じゃないところに吉本がいってる(向かってる)と思う。ホンマに吉本のボタンがどーしても、掛け違ったまま進んだような気がすんねん」。
加藤は19年7月、闇営業問題で吉本経営陣が辞めなければ自分が辞めると発言し騒動に。同10月に「専属エージェント契約」を締結した。
今田は自らを「吉本っ子」「やっぱりいまだに(吉本に)拾うてもうた、って感覚あります」と吉本への愛情を表現しつつ、「吉本って、普通の会社やったらアウトなところを、もう一回引っ張ってくる(引き上げてくれる)のが吉本やったんです。だから(今回の加藤の件は)えっ?!って。まだ(エージェント契約で)売り上げ持ってくんのに、切んねや、って。もう(吉本は)新しい体制になってきてるんや、新しい会社になろうとしてる」とこれまで育ってきた吉本とは別の会社になりかけていることを感じていると明かした。