お笑いコンビ・かが屋の加賀翔（２７）が２１日深夜にテレビ朝日系で放送された「爆笑問題＆霜降り明星のシンパイ賞」で、約８カ月ぶりにテレビ出演し、復帰を果たした。

　この日は爆笑問題の田中裕二が脳梗塞から復帰した第１弾の放送。田中の復帰を祝いたい人がいる、として登場したのが加賀だった。

　花束を持って登場した加賀は「恥ずかしながら帰って参りました」と照れ笑い。「僕が休んでいる間に田中さんは２回も休んでる」と田中へツッコみ、スタジオも笑いに包まれた。

　加賀は「去年６月ぐらいから、忙しくさせてもらったが寝られない日が続いて。おかしいなと思って脳を見てもらう病院に行った」という。脳波を取ったところ、普通の人ならば山が出来るところ、加賀の脳波はほとんど平坦。医者からは「すぐに休んで下さい」とドクターストップがかかったことから、長期休養に突入した。

　加賀は「自分を責めすぎてた」と振り返り「そこから病院に通って治療して…」という毎日。日々の過ごし方も見直し「禁煙、散歩、サラダ三昧」という毎日。歩きすぎて「１日５０キロぐらい」歩いたこともあったという。

　番組では復帰までの道のりをＶＴＲで紹介すると、見終わった加賀の目には涙。最後には賀屋への手紙を朗読し「賀屋が頑張ってくれたおかげ」「どうか無理をしないで欲しいと心配していた」「頑張ってくれた分のお返しじゃないが、僕もいっぱい頑張る」と約束していた。