まる子声優、ナレ卒業のキートン山田に「隙あらば引き留めようと思っていた」
声優のTARAKOが22日、フジテレビ系「ノンストップ!」で、フジテレビ系アニメ「ちびまる子ちゃん」のナレーションを卒業するキートン山田へ「隙あらば引き留めようと思っていた」と無念の思いを語った。
番組では28日の放送でナレーションを卒業するキートン山田の最後の収録の様子を紹介。キートンにもインタビューを行い「やりきったって気持ちはあります」などの思いを語っていた。
キートンは90年の初回から30年以上ナレーションを務めた。当時、まる子と姉のケンカに「あんたがバカである」というナレーションをつけたところ、原作者のさくらもももこ氏が「この声が欲しかった」と即決。「あんたがバカである」という言葉で「人生が変わった」と振り返っていた。
そんな番組の貢献者が去ることに、まる子役の声優のTARAKOは「(キートンは)あこがれです」としみじみ。「この日が来ないといいなって思っていた。多分みんな、同じ思いだったと思う」と、最後の収録に胸いっぱいの様子。「2人でお話しさせて頂いたんですが、隙あらば引き留めようと思ったが、隙が無かった。ご意思が固かったので諦めました」と残念がっていた。