「ミス日本」に松井朝海さん 父はボート界レジェンド生涯賞金1位
「第53回ミス日本コンテスト2021」の最終審査が22日、都内で行われ、ボートレーサー・松井繁(51)の娘で関西学院大学4年の松井朝海(22)さんがグランプリ輝いた。
グランプリ発表後、胸に手を当て、感無量の様子だった松井さん。「今は少し感極まって、言葉がスラスラ出てこないのですが、これから1年間、グランプリの名に恥じぬよう精いっぱい頑張っていきます」と喜びを語った。コロナ禍により2カ月遅れでの開催となったコンテスト、厳しい状況下での栄誉に「これから何でも乗り越えられるんじゃないかなと、高ぶった気持ちです。私に関わってくださった全ての方々、何より家族のみんな…本当にありがとうございました」と涙ながらに、感謝を口にした。
父は生涯獲得賞金ランキングでトップに立つ、ボートレース界のレジェンド。父娘そろって“日本一”の称号を手にしたが「功績、人間味の面でも、絶対に超えることができないような人間。いつか父を超せたと思える日が来るように精いっぱい頑張っていきたいです」と前を向いた。父への報告には「『やったやろ?』って言っちゃいそう。お父さんに負けじと頑張っていくよと伝えたいです」と笑顔で語った。