パリ在住の中村江里子、長女も電話で「日本語で話さないで」コロナ禍アジア人差別実感
元フジテレビアナウンサーのタレント・中村江里子が24日、TBS系「グッとラック!」で、現在住んでいるフランスで3回目のロックダウンとなっていることに、アジア人の差別があることを明かした。
中村は現在パリ在住。3回目のロックダウンで「街から色がなくなってしまっている」と市街の様子を語り「さまざまな状況でフラストレーションが溜まって…」と、市民の心情を代弁した。
そんな中「はけ口が今はやっぱりアジアの人たちに向かっている残念な事になっている」と語り「夫の会社には日本人、中国人のスタッフがいるが、通勤電車で『お前らのせいだ』って、大きい男性から体当たりされそうになった」と、夫の会社での出来事を報告。「明らかな差別」とも語った。
また、中村の長女は地下鉄で通学していることから、中村に電話をかける際も「できれば日本語で話さないで」と念を押しているといい、理不尽な差別を受けないように注意しているという。
これにやはりパリ在住の西村博之氏は「気にする人は気にするが、気にしない人はまったく気にしない。僕は気にしてない」とコメントしていた。