２９日からスタートするＭＢＳテレビ「よんチャンＴＶ」（月～金曜、後３・４０）のメインパーソナリティーを務める同局の河田直也アナウンサー（４６）が２４日、オンラインで行われたＭＢＳの４月改編会見に出席し、抱負を語った。

　河田アナは「日々の生活が楽しくなるような情報、『よんチャンＴＶ』見てて得したなあというような情報をお届けしながら、一方でしっかりと皆さんにお伝えしなければならないニュースは徹底的に取材してお届けする。あと１つ、難しいニュースは特に丁寧に分かりやすくお伝えしていくということを大事にしたい」とコメント。

　今月で２１年半の歴史を終えた同局「ちちんぷいぷい」が目指す番組像になる。「－ぷいぷい」に出演していた河田アナは「終わるときに多くの方から『ウチでは毎日、ぷいぷいがついてました』と言っていただいた。『よんチャンＴＶ』もそういう番組を目指したい」と思いを告白。

　「近い将来、『夕方は“よんチャンＴＶ”いつもついてるわ』そんな番組になったらいい。日常の一部、“ながら見”していただけたらいい。『ぷいぷい』が言われていた関西っぽい、いい意味で緩いという精神を持ち続けたい」と続けた。

　また、河田アナの起用理由について向功チーフプロデューサーは「決めたのは１つ。４６歳。大変いいヤツなんです。関西弁でいうと『ええヤツ』。昨今、陰でごちょごちょ悪口言うたりとか、ＳＮＳでイヤなことを言うたりとかあるが、彼は本当にそんなこといわない。何とか（人の）いいとこを見つけようとする人。勉強で身につくものではない。生まれてからここまで育ってきた人柄になる」と人間性を絶賛。

　「彼の目線を通して、いろんな情報や厳しいニュースでも先にある一筋の光というか、見ていただく人が幸せになるヒントを得てもらえれば」と期待した。