声優の三石琴乃が２７日、ＴＢＳ系で放送された「オールスター感謝祭」に出演し、「新世紀エヴァンゲリオン」の名ぜりふで俳優・永山瑛太を激励した。

　永山は同局系ドラマ「リコカツ」の代表として俳優対抗のアーチェリー大会に出場。「ドラゴン桜」の阿部寛と同点決勝を行うことになった。ここで共演者であるチームメートから激励のコメントが寄せられた。同作に女優として出演する三石は「瑛太君、日本中のエネルギー、あなたに預けるわ」とりりしく伝えた。

　この「日本中のエネルギー－」は「エヴァンゲリオン」の劇中で第５使徒「ラミエル」を倒すために行われた「ヤシマ作戦」の中で、三石が声を担当する葛城ミサトが、主人公・碇シンジにかける言葉。同作戦は、日本中の電力をエヴァが持つポジトロンスナイパーライフルに集め、「ラミエル」を撃ち抜くというもの。失敗のできないプレッシャーのかかる中でミサトがシンジを落ち着かせようと「－預けるわ」と呼びかける名シーンの１つだ。

　三石の“本物”の激励に、スタジオは大もりあがり。三石は言った後に照れて顔を伏せてしまった。

　激励を受けて、中心付近に当て１０００点を獲得した永山に対して、阿部は中途半端に２００点に当てるという結果に。賞品の「叙々苑」のお弁当１００人分をゲットし、永山は「阿部さんが、全部ぼくを演出してくださったんですね」と感謝した。