コロナ禍での持続化給付金 ボートレーサーも不正受給か

 新型コロナウイルスの影響を受けた個人事業主に最大100万円を支給する国の持続化給付金を、複数のボートレーサーが不正受給していた疑いがあることが27日、関係者への取材で分かった。フライングなどの違反による出場停止期間の収入減を、コロナの影響と偽って申請した可能性がある。

 日本モーターボート選手会は遅くとも昨年7月には疑惑を把握。詐欺罪に当たる可能性があるとレーサーに警告したが調査はしていなかった。しかし今月、所管する国土交通省から対応を求められ、ようやく調査を始めた。選手会は取材に「調査中で受給者の有無は答えられない」とした。

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