キンプリ岩橋 ジャニーズ退所 闘病2年半も…治療継続「いつの日かまた再び笑顔を」

 ジャニーズ事務所は29日、パニック障害で2018年11月から療養しているKing&Prince・岩橋玄樹(24)が3月31日にグループでの活動を終了し、同事務所を退所すると発表した。この2年5カ月、状態は一進一退を繰り返し、パニック障害を克服する難しさと、タレント業のプレッシャーや緊張感の大きさを知る岩橋が決断し、ほかのメンバー5人も前向きに送り出すことを決めた。退所後は治療を行いながら、新たな道へ進む。

 ジャニーズ事務所がHPに掲載した文面で、経緯を説明した。

 岩橋は、幼少期にパニック障害を患い、2018年5月にKing&PrinceとしてCDデビューし、環境が大きく変化。心身のバランスを保つことが難しくなり、症状が悪化し、18年11月から活動休止し、治療に専念してきた。

 19年に一度、一部限定で活動再開する方向となったが、見送られた。

 同事務所は「症状が現れることもあれば落ち着くこともあり、一進一退を繰り返した約2年5か月に及ぶ活動休止期間を経て、最終的に岩橋自身が出した結論は、King&Princeとしての活動を終え、ジャニーズ事務所を退所し、新たな道を進むというものでした」と経緯を記した。

 「パニック障害を克服する難しさとタレントという職業においてかかるプレッシャーや緊張感の大きさを知っている岩橋が、今の自分の状態を踏まえて今後の人生を見つめ直し、辿り着いた結論でございます」とし、ほかのメンバー5人も岩橋の決断を尊重したことを説明した。

 岩橋は今後も、治療を行いながら、新たな道を歩む。

 岩橋は経緯を記した文面を発表した。

 「現在も僕の病気は完全には治っていません」と現状説明し、「メンバーを含め、たくさんの方々が応援し続けて待ってくれているにも関わらず、自分の心の弱さから、皆さんとの約束を果たす事が出来なくなってしまった事を、本当に申し訳なく思っております」と心境を記した。

 今後、環境を変えて治療を続けるとし「病気が治った時はもっともっと笑っていたいです」「皆さんにいつの日かまた再び笑顔を届けられるようにしっかりと人生を歩んでいきたいと思います」とつづった。

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