志村さん一周忌 東村山市長が追悼「聖火ランナーで走っていただく予定でした」

 新型コロナウイルスによる肺炎で昨年3月29日に亡くなった志村けんさん(享年70)の地元である東京都東村山市は29日、市の公式ホームページで、「志村けんさんの一周忌を迎えて、市長より改めて追悼の意を表します」と題し、志村けんさんの墓前に、志村けんさんの兄・知之さんと渡部尚市長が並んだ写真とともに、渡部市長のコメントを発表した。

 渡部市長は、冒頭で「志村けんさんが新型コロナウイルスによる肺炎により昨年の3月29日に突然ご逝去されてから早いもので1年が経ちました。あらためて、心より哀悼の誠を捧げご冥福をお祈り申し上げます」と悼み、「『東村山と言えば志村けんさん、志村けんさんと言えば東村山』と言われるほど、常に志村さんと私たち東村山とは切っても切れない関係にあったことを私たち市民は光栄に思うと同時に誇りとするところであり、志村さんへの敬愛と感謝の意を表し、昨年6月に名誉市民として顕彰させていただきました」と選定の経緯を明かした。

 続けて「志村さんを失ったショックと悲しみはどんなに年月が経っても癒えることはありませんが、昭和、平成、令和と長きにわたり、全国のみならず遠く海外までも多くの人々をその笑いで元気づけた志村けんさんの存在を私たち東村山市は後世まで伝えていきたいと思っております」とした。

 また、3月25日に福島県からスタートした聖火リレーにも触れ「本来であれば、志村さんに聖火ランナーとして希望の明かりを掲げて東村山の地を走っていただく予定でした。それが永遠にかなわぬことになったことは残念でなりませんが、東村山市民をはじめ全国の人々に笑顔や元気を与えようとされた志村さんのご遺志を継いで、コロナ禍の中で大変な情況にある全国の皆さんに感動と希望をお届けできるような聖火リレーとセレブレーションを行っていきたいと考えております」と記した。

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