キンプリ岩橋、ジャニーズ退所 パニック障害完治せず「待たせてしまう事が本当につらく」
パニック障害の治療のため2018年11月から芸能活動を休養していたKing&Princeの岩橋玄樹(24)が3月いっぱいでグループを脱退し、ジャニーズ事務所を退所することが29日、分かった。同事務所が公式サイトで発表した。岩橋は活動復帰を目指してきたが完治に至っておらず、本人の申し出により退所の結論を下した。キンプリは5人で活動していく。
同サイトを通じ、岩橋は「現在も僕の病気は完全には治っていません」と明かした。活動休養から2年5カ月。一時は快方に向かい19年2月に活動の一部再開を発表。しかし直後に治療継続を公表するなど、一進一退を繰り返していた。
「いつもそばで見守ってくれたメンバーや、ずっと応援してくれているファンの皆さんに対して、はっきりとした報告もできないまま、この先もこれ以上待たせてしまう事が、本当につらく感じてしまいました」と苦しい胸の内をつづった。
今後については「今までとは少しだけ環境を変えて、しっかりと自分のペースで治療を頑張ります」と覚悟を明かし「応援してくださった皆さんに、いつの日かまた再び笑顔を届けられるようにしっかりと人生を歩んでいきたいと思います」と記した。
岩橋と話し合いを持った上で本人の意志を尊重した岸優太(25)、平野紫耀(24)らメンバー5人は、公式ファンクラブサイトの動画で退所を報告。平野は「僕らの中でも玄樹がいるという事で、6人でKing&Princeっていう気持ちで、今後とも活動していけたらいいなって僕達は思っている」と、苦楽をともにしてきた仲間との絆を口にしていた。