PRISM和田アキラさん死去 64歳 敗血症 日本フュージョンの先駆け
ギタリストの和田アキラ氏が28日に敗血症による多臓器不全で亡くなったことが30日、分かった。64歳だった。和田さんが所属するフュージョンバンド・PRISM(プリズム)の公式HPで発表された。葬儀は近親者のみで行われた。
公式HPによると、お別れの会は「感染症の状況が落ち着きましたら行います。詳細は改めてお知らせ致します」としている。
和田さんは56年、東京都出身。18歳でPRISMを結成。PRISMは76年にエリック・クラプトンの日本公演のオープニングアクトに抜擢され、全国ツアーに帯同し、その実力を知らしめた。77年にファーストアルバム「PRISM」をリリース。和田さんは84年にソロアルバムをリリースした。
和田さんはPRISMやソロの活動と並行して高橋幸宏、松岡直也、井上陽水、森高千里らのコンサートツアーにも参加するなど、存在感を示していた。