宝塚音楽学校合格発表 受験生は今年もネット確認 昨年を大幅に下回る倍率
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タカラジェンヌを育成する兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校(小林公一校長)で30日、昨年同様ネットのみで第109期生の合格発表が行われ、697人が受験し、17・4倍の難関を突破した40人が夢への切符を手にした。
同校の合格発表は、例年は校舎裏で合格者の受験番号を掲示し、春の風物詩となっている。だが昨年に続き、今年も新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、ネット発表となった。スマホなどで合格を確認した生徒は、入学説明会のため、粛々と門をくぐった。
昨年は852人が受験し、21・3倍と過去10年で最少倍率だったが、それをさらに下回った。最高身長は178・4センチ、最低は155・5センチ、平均は165・4センチ。専科の轟悠と同期の71期・萩尾仁美さんの娘・黒岩純奈さんも合格。40人は4月16日に入学式を行い、2年後の初舞台を目指し、レッスンに励む。