宝塚音楽学校合格発表 今世紀最少17・4倍 今年もネット確認 

宝塚音楽学校(右)。左は宝塚大劇場
宝塚音楽学校の合格発表後、入学説明会に向かう合格者ら=30日午前、兵庫県宝塚市
宝塚音楽学校の合格発表後、入学説明会に向かう合格者ら=30日午前、兵庫県宝塚市
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 タカラジェンヌを育成する兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校(小林公一校長)で30日、昨年同様ネットのみで第109期生の合格発表が行われ、40人が夢への切符を手にした。

 同校の合格発表は、例年は校舎裏で合格者の受験番号を掲示し、春の風物詩となっている。だが昨年に続き、今年も新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、ネット発表となった。スマホなどで合格を確認した生徒は、入学説明会のため、粛々と門をくぐった。

 今年は697人が受験し、17・4倍。これは昨年は852人が受験し、21・3倍と過去10年で最少倍率だったが、それをさらに下回り、今世紀最少となった。20倍を切ったのも2007年95期の19・18倍以来。だが倍率が低かった95期からは花組の柚香光、星組の礼真琴の2人のトップスター、退団した月組の愛希れいか、星組の妃海風、宙組の実咲凜音と3人の元トップ娘役を輩出している。

 コロナ禍にも負けず、タカラジェンヌを目指し合格した今年の卵たちの最高身長は178・4センチ、最低は155・5センチ、平均は165・4センチ。専科・轟悠と同期の71期の萩尾仁美さんの娘・黒岩純奈さんも合格。40人は4月16日に入学式を行い、2年後の初舞台を目指し、レッスンに励む。

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