間寛平 アメママン姿でアメマ裁判振り返る「借金苦しいだけ」 50周年ツアー発表
お笑いタレントの間寛平(71)が30日、都内で行われた、芸能生活50周年+1記念ツアー「いくつになってもあまえんぼう」開催会見に出席した。5月30日の熊本プレ公演を皮切りに、東京、大阪、故郷の高知含む全国10カ所を回る。
1970年に新喜劇入団からの年表を見ながら振り返りトーク。タキシード姿で登場し、お色直しでアメママンの衣装を着て再登場。85年、関西テレビ「今夜はねむれナイト」で大人気となったキャラで、借金返済のために一発もうけようと、86年アメマバッジを自主制作。ICチップが入ってるとだまされ、1個630円と高い仕入れ値で10万個契約。もめて裁判になったが敗訴したという。
借金も6000万円増え「嫁のおかんに『あんたは嫁を幸せにしようと、こんなん作ったんか』て言われた。借金が芸の肥やしになるなんてウソ。苦しいだけですから」と、陽気な衣装で悲しく振り返った。
アメママンの衣装は15年ぶりに着たというが「ツアーでは着ません。もう二度と着ません」と封印宣言。まさかの見納めとなった。
「過去を振り返るのはあまり好きじゃないんですよ。未来に向かっていかないかんのに」と言いつつ、昔話に花が咲き、年表半分も振り返れずに強制終了。「こっからなんですけどね、今までのとこは面白くないんです」と悔やんだ。