蓮舫氏、ワクチン接種の遅れに苦言「あまりにも遅い」「補佐官の認識は論外」
立憲民主党の蓮舫参議院議員が1日、ツイッターに新規投稿。国内で新型コロナウイルスのワクチン接種を受けた人が人口の1%に満たず、主要国から大きく遅れているという報道を引用し、「あまりにも遅いと言わざるを得ません」と苦言を呈した。
国内での新型コロナウイルスのワクチン総接種回数は3月末時点の累計で100万回を超えたが、現時点で医療従事者らに限られ、接種を受けた人は人口の1%に満たないと報じられた。それを受け、蓮舫氏は「国際競争が厳しいのは理解しますが、昨春からワクチン確保、安全性と契約内容は何度も国会で審議されていたのに。会場でワクチン選べると言った補佐官の認識は論外」と指摘した。
ワクチンを担当する内閣府の小林史明・大臣補佐官が3月28日のテレビ番組で「接種会場を選べば、打つワクチンを選ぶことができる」と発言し、河野行政・規制改革相が30日の会見で「完全に勇み足。どのような形で接種するか、まだ何も決まっていない」と否定していた。
そうした経緯を踏まえ、蓮舫氏は「変異株拡大リスクも懸念されます。検査拡充とワクチンを早期に」と訴えた。