都倉俊一氏が文化庁長官就任「芸術担う若者育てたい」

 ピンク・レディーの「UFO」など数多くのヒット曲で知られる作曲家の都倉俊一氏(72)が1日、文化庁長官に就任し、職員約80人に「人の心に届く芸術を担う若者を育てたい」とあいさつした。

 新型コロナウイルスの影響を「若い将来のある芸術家の才能が離散してしまうことを恐れている」と懸念。「コロナ収束後、日本の文化芸術活動をどう立て直していくか考えている」と語った。

 都倉氏はピンク・レディーの楽曲のほか山本リンダの「狙いうち」なども手掛けた。2010~16年まで日本音楽著作権協会(JASRAC)会長を務め、今年3月まで特別顧問をしていた。

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