開始42年「おは朝」初!新人女子アナが前半アシスタント 退社の川添元アナの穴埋め
ABCテレビ新人の鷲尾千尋アナウンサー(22)が5日、「おはよう朝日です」(月~金曜、前5・00)の前半アシスタントに就任した。番組で発表された。1979年4月開始の「おは朝」で、新人アナがアシスタントを務めるのは初。アシスタントは1月途中から日替わりだった。
入社したばかりの鷲尾アナは冒頭、うちわで顔を隠して登場。MCの同局・小西陸斗アナ(28)から「“おは朝”の新アシスタントは入社したばかりの新人アナウンサー」と明かされ、奈良県香芝市出身で関西外国語大学卒、今宮戎福娘も経験したことを紹介された後、「おはようございます。鷲尾千尋です。よろしくお願いします」とはつらつとした声であいさつした。
阪神OBでスポーツコメンテーターの関本賢太郎氏(42)から本番前に衣装の前後を間違えていたと暴露され、「お騒がせしました」と照れ笑い。ABC初の大抜てきで早朝の番組を担当することについて「朝は元気いっぱいで頑張りたいと思うんですが、緊張しているのでよろしくお願いします」とさわやかに決意表明した。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)のファンといい「パーク内のどこにいてもトイレを案内できる」とPR。お笑いも好きで「(劇場に)週3回通うくらい。友達にライブのことを解説したりするほど詳しい」と明かした。クレヨンしんちゃんのモノマネも特技で早速、お願いされると「オラ野原…、あっ鷲尾千尋だぞ。これから早起き頑張るぞ!ホッホーイ」と言い間違えながらも器用に真似してみせた。
その後、「小学1年生のなりたい職業」紹介の際、小1当時の夢は看護師で「ナース服にあこがれて、あれを着てみたいと思ってました」と告白。この日から受け持つ「芸能NOW」コーナーではフリーアナ・夏目三久(36)と結婚したタレント・有吉弘行(46)の取材対応などを紹介。「幸せそうでしたね」とコメントした。
また、終了寸前には女優・広瀬すず(22)の自称「眠りにつくまでのスピード」日本一を受け、小西アナから「これが日本一やと思うことは。モノマネ以外」と聞かれ、「気合!気合の入り方」とオンエア内に回答した。
鷲尾アナは前半に小西アナを支えるだけではなく、この日から前倒しされ、午前5時59分にスタートした後半のお天気コーナーにも登場。正木明氏(59)と天気を伝えるとともに、気候にふさわしい「鷲尾の推しコーデ」として桜色のスカートを着用し、「きょうも元気で行ってらっしゃい」と決めゼリフで呼びかけた。さらに、再びプロフィルを紹介され、好きな芸人は今井らいぱち(33)と明かし、しんちゃんのものまねも再披露した。
昨年10月から3時間に拡大された「おは朝」は、前半で初の女性MCに就任した元同局の川添佳穂アナウンサー(30)が体調不良を理由に12月から休演し、1月で退社。アシスタントの小西アナが1月途中から昇格。穴はNMB48・小嶋花梨(21)らリポーター陣が日替わりで埋めていた。