前田吟「渡鬼」の新作を執筆中だと思っていた…橋田壽賀子さんを悼む

 「おしん」「渡る世間は鬼ばかり」など数々の名作ドラマを手がけた脚本家の橋田壽賀子(本名、岩崎壽賀子)さんが急性リンパ腫のため、4日に熱海市内の自宅で亡くなったことが5日、分かった。渡鬼メンバーである俳優の前田吟(77)はデイリースポーツの取材に対し、「お元気だと思っていた」と突然の訃報に追悼の意を示した。

 前田は「個人的に付き合ってないけど、遠くからつかず離れずで見守ってくださった。今年の7月に渡鬼の新作を撮影するから、5月頃に脚本ができて、今はお書きになっている途中だと3月に聞いていたので、お元気だと思っていたらびっくりしましたよ。僕自身も最後の撮影になるかもしれないですからね」と驚いたことを述べた。

 また、「去年の4月からちゃんとした撮影はしていなかったので、大変楽しみにしていました」と残念がった。

 さらに前田は「僕は付き合いが1番古くてね、1976年のNHK『となりの芝生』や1981年のNHK『おんな太閤記』とかね。たくさんの橋田作品に出させていただいて、大変お世話になりました。テレビドラマでは橋田さん、映画では山田洋次監督、大恩人だと思っています。大変残念です。慎んでお悔やみ申し上げます」と故人の死を悼んだ。

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