自民支部代表が詐欺容疑 コロナ給付金で 山口組系が指南か
新型コロナウイルス対策の持続化給付金を詐取したとする詐欺容疑や、無登録で貸金業を営んだとする貸金業法違反容疑で和歌山県警が逮捕した和歌山市のリフォーム業北橋雅也容疑者(48)が、県選挙管理委員会に自民党の支部として届けられている政治団体の代表者だったことが7日、県警や党関係者への取材で分かった。
県警は関係先として和歌山市内の特定抗争指定暴力団山口組系組事務所を家宅捜索。組事務所側が北橋容疑者に手口などを指南していた可能性も視野に捜査している。
政治団体は自由民主党自由同和会和歌山県支部(和歌山市)。関係者によると、北橋容疑者は少なくとも2017、19、20年に同支部の代表者だった。