玉川徹氏 テクハラの時代に自虐発言「いま野に放たれると市場価値がほとんどない」
テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」が8日、職場でITが苦手な上司へのテクノロジー・ハラスメント(テクハラ)を取り上げ、同社の玉川徹氏は「僕の場合は結構できませんから、いま野に放たれると市場価値がほとんどない」などと自虐的に語った。
番組ではテクハラの実情とともに、「ITに疎くてもこれくらいはできてほしい」という街の声を紹介。「Exel、パワポを使う」「リモート会議の設定」「書類のPDF化」「メールの設定」「スクリーンショット」「聞かれて何度か教えたこと」を挙げた。
玉川氏は、挙げられた項目を見ながら「結構できませんよ、僕。Exelはできるけど、パワーポイント使えないです。この仕事でパワーポイントを使う業務が一切なかった。リモート会議は、これはスタート一緒でしょう…いっぱいありますよ」と、できない事が多いと告白。MCの羽鳥慎一が「玉川さんは結構できないことあるみたいなんですけど、仕事上いらないからできないわけ。ただ、このテクハラで出てる人たちは、仕事上いるのにできない人たちで…」と説明した。
その上で、羽鳥は「今までの一般的は上から下へのハラスメントもそうですけど、言い方もある。『それ前に言いましたよね』だと、言われた方も『えっ…』となる。今までも上から『それ前に言っただろっ』て言われると『えっ…』てなっちゃうっていう。玉川さん、時代ですよ」と、今やITを巡って下からハラスメントを受ける時代になったことに感慨を込めた。
玉川氏が「特に僕の場合は結構できませんから、いま野に放たれると市場価値がほとんどない」と応じると、羽鳥も「私もそうだと思いますよ。一般の会社では全く使えないと思います」と、2人でしみじみしていた。