小室圭さん 母親金銭トラブル28枚文書で“釈明”結婚への思い「変わりありません」
秋篠宮家の長女・眞子さま(29)と婚約が内定している小室圭さん(29)が8日、週刊誌などで報じられている、自身の母親と元婚約者の金銭トラブルに関し、注釈を含めA4用紙28枚の文書を公表し、改めて説明した。文書での説明は2019年1月以来、2度目。弁護士を通じて報道各社に配布され「私と眞子様の気持ち、そして結婚に対する思いに変わりはありません」と記した上で、誤った情報を訂正することが目的であるとした。
前回の文書公表から2年3カ月。沈黙を破る文書は概要や注釈を含め全28枚に及んだ。
小室さんは眞子さまとの結婚の固い意志を改めて記した上で、「世の中に出回ってきた金銭トラブルと言われている事柄に関する誤った情報をできる範囲で訂正する」ことが目的だと説明。母親の元婚約者と19年5月から20年11月まで話し合いを続けてきたが「『認識の食い違いの整理』段階で頓挫しているのが現状」と明かした。
小室さんの母親と元婚約者は10年9月に婚約。12年9月に婚約破棄された。母親が「婚約期間中に受けた支援について清算させていただきたい」と伝えたところ、元婚約者は「返してもらうつもりはなかった」と返答。発言した際の音声データも残っているという。
ところが13年8月になり、元婚約者が費用の返済を要求。話し合いでは、婚約中のどの金銭的支援が「贈与」なのか「借金」なのかすり合わせが行われるはずだったが、結論を見ていない。元婚約者の代理人となる記者からは「解決したかったら400万円をポンと支払えばよいという発言」もあったという。
しかし、解決金の支払いが「借金の返済」とみなされると「将来の私の家族までもが借金を踏み倒そうとした人間の家族として見られ続けるということを意味します。切実に名誉の問題」と訴え、これまで提案もしていないと説明した。
元婚約者が「もう金銭を求めることはしない」との考えを、代理人を通じて伝える一方で「決して解決したとは思っていない」との立場であることも明かした。
小室さんは公表した文書の受け止め方は様々であると推測した上で「いろいろな事情があったのだということを理解してくださる方が1人でもいらっしゃいましたら幸いです」との思いも記した。
秋篠宮さまは昨年の会見で、結婚を「認める」と明言。一方で借金トラブルを念頭に「決して多くの人が納得し、喜んでくれている状況ではない」と述べ、「見える形」での対応を求めていた。